【災害対策のキホン】防災のはじまりとこれから

防災情報
スポンサーリンク

防災のはじまりとこれから

日本で、「防災」という動きが出てきたのは明治時代からです。
それ以前から現在のような「防災対策」が行われてきました。

過去〜現在〜未来と防災対策はどう変化してきたのか簡単に説明させてくれ。

それおもんないよなー?帰ってええか?

(明治時代からなんやなー…昔の防災ってなんやろ?)

過去

江戸時代には頻繁に河川の氾濫が起こり、それを防ぐための工事が行われるようになりました。
また、火事に対する防災意識が高まり、町の人が集まって行う「火消し組」ができました。これが、消防団の始まりです。

消防出初式で見るアレやな!

安政の大地震(江戸時代後期の1850年代に、日本各地で連発した大地震)
安政の大地震が起こり、東京をはじめ各地で被害が出ました。
その時に幕府がとった政策が「お救い小屋」です。
五か所に設けられたお救い小屋には貧困層の人たち約2,700人が収容され、1日3合の握り飯が与えられました。さらに、食料に困っている人に配布された握り飯は、7日間で約202,400人にも及んだと言われています。この当時から「避難所」という考え方がありました。

避難所って江戸時代からあったんやー!

(バリおもんないねん…帰る…)

現在

防災対策には、地域で行う共助と自分で行う自助があります。
共助…地域・組織
→地域で防災訓練や避難所マップの作成など、防災意識を高める取り組み
自助…個人・家庭
→自宅の防災対策や防災グッズ、水や食料などのそなえ
日頃から準備しておくことで実際に災害が起きたときに被害を最小限に抑えることができます。

そんなん当たり前やな。耳にタコできるくらい聞き飽きたわ!

(こんなとこでもうええかな…)

未来

防災への意識付けが強化されたのは、阪神大震災の頃からです。
関東大震災が起こった1923年の翌年に改正された建築基準法では、「耐震基準」が導入されました。
頻繁に地震が起きることから次第に耐震基準は厳しくなり、1981年に施行された「新耐震設計基準」では震度6~7程度の地震では崩壊・倒壊しない耐震性が求められるようになりました。この新耐震基準で建てられた建物は、1995年の阪神・淡路大震災でも大きな被害が少なかったことが分かっています。

自分の住んでるマンションが旧耐震なのか、新耐震なのか、知らない人は調べてみような!僕は新耐震!良かった…

個人でできる防災対策4つ!

①家の備え
②食料や水などの備蓄や防災グッズの準備
③二次災害の防止
④地域の人同士が助け合う共助

①家の備え

家の中には、地震の時に倒れて人に危害を加えるものがたくさんあります。
タンス、食器棚、テレビ、ストーブ、本棚など…
頭に倒れてくると危険なものは、L字型金具や突っ張り式の器具で家具を支えて倒れないような工夫が必要です。
また、家具の床面との間にストッパーをかませることで、一層倒れにくくなります。
食器棚は、地震で中の食器類が出てくる恐れがあるので、扉が開かないように留め具をつけておくと良いです。
液晶テレビは倒れやすいので、割れてけがをする可能性があります。転倒しないように、裏側をボードなどに固定します。
窓ガラスは、ガラスが飛び散らないように飛散フイルムを張りましょう。

②食料や水などの備蓄や防災グッズの準備

避難所にもライフラインが無い可能性があります。そのため、避難所へ持ち込めるだけの備蓄を考えて一つにまとめます。必要な防災グッズの詳しい紹介は下記をご覧ください。

これ見ておけば間違いないやつやな。

 

緊急地震速報はなぜあの音なのか?誰が作ったのか?
緊急地震速報の音がなぜ怖く感じるか?テレビの画面から流れる緊急地震速報。この音を聞聞くと恐怖や不安を感じる方も多いでしょう。人はなぜあの音を「怖い」と感じてしまうのか。あの音は誰が作ったのか。え、あの音って誰が作ったん???みんな知らんやろ

 

③二次災害の防止

地震などの災害が起きたときに、怖いのは「火災」が起きることです。
地震の時は、建物の倒壊や揺れによってガスが漏れ、発火して一気に燃え広がる可能性があります。ガスの元栓を閉めたり、電気の扱いには注意が必要です。

消防は大災害の時、「火災」を第一優先にするんやで!

④地域の人同士が助け合う共助

ハザードマップであらかじめ、災害リスクの把握と避難場所を確認しておきます。
家族がバラバラの時は、避難場所に集まるように周知しましょう。
携帯電話は災害時は利用できないことがあります。
家族と連絡がつかない場合、災害伝言ダイヤルの171やネットの災害伝言板にメッセージを残せます。
普段から家族が何かあったら、災害伝言ダイヤルにメッセージを残すようにやり方を試してみることも必要でしょう。

これは大事やで。電話は繋がらなくなるからな。

【災害】今いる場所は安全?ハザードマップの使い方!
あなたの今いる場所は安全ですか?災害リスクを知っていますか? 自分の危険度をハザードマップで確認しましょう! ■ハザードマップの使い方 ■危険リスク ■避難の方向と避難場所 大まかに分けると、この3つがわかります! ...
【安否確認】大切な人に電話がつながらない!災害時に必要な「安心」と「情報収集」の方法!
1.安否確認とは 生きているか、怪我をしているかどうかを確認できるもの。 災害時に、大切な人の安否確認をする方法は大きく分けると3つあります。 ・公衆電話 ・171伝言ダイヤル ・LINEやTwitterで...

防災対策に投資を!

災害リスクを回避して大切な人が笑顔でいるために投資は必要!
災害が起きたときには、住まいの建て替えや修繕には多額の費用がかかります。義援金や国や地方自治体からの支援金がありますが、それだけでは足りません。火災保険に付帯した地震保険や独自の地震保険、土砂災害や風雨災害などに対応した保険に加入して備えておくことが大切です。補償が低いものもあるので、補償内容をしっかりと確認して加入しましょう。

少しの投資で笑顔が守れるならもちろんやったるわ!!

災害がおきても身近な人の笑顔を守ろう

防災対策は、自助、共助、公助の3つが一緒になって行うことが大切です。
いつ起こるかわからない災害にそなえ、身近な人の笑顔を守るために定期的な見直しを行いましょう!

せやな。以上。

(最初のくだりおもんなかったな…)

コメント

タイトルとURLをコピーしました