緊急地震速報はなぜあの音なのか?誰が作ったのか?

防災情報

緊急地震速報の音がなぜ怖く感じるか?

テレビの画面から流れる緊急地震速報。この音を聞聞くと恐怖や不安を感じる方も多いでしょう。

人はなぜあの音を「怖い」と感じてしまうのか。あの音は誰が作ったのか。

 

え、あの音って誰が作ったん???みんな知らんやろ。

誰が作ったのかについても含め、

今回は緊急地震速報の秘密について紹介していくよ!

 

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1.緊急地震速報のしくみ

まず、緊急地震速報の音が鳴るしくみを簡単に説明します。

最大震度5弱以上の地震が発生した時に、震度4以上の揺れが予想される場所に発表されます。

では、なぜ震度4なのか?

緊急地震速報の震度予測には震度1階級程度の誤差が含まれているのです。

2.揺れの種類

1秒間に約7キロの速さで進む小さな揺れ
1秒間に約4キロの速さで進む大きな揺れ

通常、小さな揺れの後に大きな揺れがやってきますが、緊急地震速報はその小さな揺れを使って発表しています。

小さな揺れを複数箇所で検知すると、発生場所、地震の規模、揺れの大きさ、範囲、速さ がわかります。

そして、震度4以上と予想された地域に緊急地震速報がわずか数秒で発表されるのです。

 

【スマホが勝手に鳴る】緊急地震速報のしくみと条件!
スマホが勝手に鳴るのはなぜ? 2020年5月21日(木)3時10分頃、関東地方で最大震度4を観測する地震がありました。 この地震による津波の心配はありません。 こんな風に、スマートフォンから緊急地震速報が鳴ったり、...

 

3.怖く感じる理由

なぜ怖く感じてしまうのか、またどんなことを意識してこの音は作られたのでしょうか?

実は、音は2種類あるのです。

①テレビで流れるの音
→NHKが主体となって作成

②スマホから流れる音
→NTTドコモの依頼により作成

4. ①テレビの音 - チャイム –

【2019年版】緊急地震速報まとめ(8回)

 

テレビで流れるこの「音」は、NHKが福祉工学の第一人者に「地震速報チャイム」の作曲を依頼をしたことで始まりました。

東京大学名誉教授の伊福部達さん。(いふくべとおる)

この方は、ゴジラのテーマ曲を作曲した伊福部昭さんの甥なのです。(いふくべあきら)

<5つの要望>
❶緊急性を感じる
❷不快感・不安感を与えない
❸騒音かでも聞き取りやすい
❹軽い聴覚障害者でもききとれる
❺どこかで聞いた音に似ていないこと

緊急性を感じさせ、不安や不快を感じさせない、脳の深部に響く音として、

「ゴジラ音楽」の一部を利用することも検討されたそうですが、そのメロディーは認知度が高く、

恐怖心をあおる面もあることから候補から外したということです。

 

緊急地震速報の解説 - NHK そなえる 防災
緊急地震速報の解説です。緊急地震速報は、気象庁が大きな揺れの前に震度や震源などを予測して情報を発表するものです。NHKでは、「震度5弱」以上の強い揺れが予測された場合にテレビとラジオの全ての放送で速報します。

 

2012 年「音の日」記念講演 「緊急地震速報チャイムの誕生秘話」
https://www.jas-audio.or.jp/jas-cms/wp-content/uploads/2013/03/004-010.pdf

5. ②スマホの音 - ブザー –

エリアメール「緊急地震速報」編

スマホに流れるこのブザー音は、小久保隆さんが作りました。

最初に作った時には、低音から高音への変化がもっと急激だったようですが、変化を少し緩め今の音になったということです。

聞いた時にドキッとし、不安に陥るのではなく、落ち着いて次の行動へ移すキッカケにしてもらいたいというのが、

作り手としての願いなのだそうです。

導入時はこんなに頻繁に流れると思われていなかったため、当初は「怖い」という感想はありませんでしたが、

東日本大震災がきっかけとなり、日本中の人が知る音となりました。

 

“音のデザイナー”小久保隆「ケータイの緊急地震速報音は3キロヘルツ周辺に音を集約させています」 - ライブドアニュース
■ドコモのオファーは2007年だった「ウィ!!ウィ!!ウィ!!」と鳴った瞬間、その場にさっと緊張感が走り、血圧は上昇し、(人によっては)恐怖で体が固まる、あのケータイの緊急地震速報「エリアメール」の警

 

まとめ

多くの人が恐怖を感じるこの音の原因は、「東日本大震災」です。

音と大災害が日本中に知れ渡ったことにより、自然とリンクされ、

結びつくことで恐怖や不安を感じるようになっていったのです。

 

やっぱりそうだったんやな。

でも、いつ聞いても「ドキっ!」とするのはありがたいことやな!

 

https://www.jas-audio.or.jp/jas-cms/wp-content/uploads/2013/03/004-010.pdf

 

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