首都直下・南海トラフではない!地震が起きる可能性が高い地域!

防災情報

首都直下・南海トラフではない!地震が起きる可能性が高い地域

首都直下型地震と南海トラフ地震がいつ来てもおかしくないと言われていますが、

これ以外に近い将来、大地震が発生する可能性が非常に高い地域があります。

実はその中には、南海トラフ地震に匹敵する規模の地震もあるのです。

 

よく言われている二つ以外にもあったんやな!

スポンサーリンク

1.北海道の太平洋側で発生する地震

北海道の沖に位置するプレートの境界千島海溝では、M8.0前後の巨大地震がいくつも想定されています。

①十勝沖

M8.0〜8.6に達する可能性がある
■今後30年以内に発生する可能性が9%

地震発生確率が9%では大したことがないと感じるかもしれません。

しかし、プレートの境界で発生する地震は30年以内に発生する確率が3%を超えるとやや高いと判断されるのです。

海溝でM8.0クラスの地震が発生すると、揺れだけで建物が倒壊する可能性があり、

沿岸部では10メートル前後の巨大津波が発生する可能性もあります。

10メートルは建物3階の高さなので、木造は流され、鉄筋コンクリートでも変形や流される可能性が十分あるのです。

 

十勝沖 | 地震本部

 

②根室沖

M7.8~8.5に達すると想定されている
■今後30年以内に発生する確率は80%

確率が高く、ほぼ確実に発生するといえる危険な数字です。

 

根室沖 | 地震本部

 

③色丹島沖から択捉島沖

M7.7~8.5 に達すると想定されている
■今後30年以内に発生する確率は60%

北海道沖では、3つすべてが同時に起こることも考えられています。

国が公表した予想では、3つ同時に発生すると南海トラフを上回り、M9.3に達する可能性がある。

千島海溝で3つの地震が連動する確率は今後30年以内に7%~40%と高くなっています。

 

色丹島沖及び択捉島沖 | 地震本部

 

2.東北から関東沖

東北〜関東にかけては、2011年に東日本大震災が発生したから

「しばらくは大丈夫!」「地震来ないでしょ!」と思っていませんか?

 

(思ってた・・・)

 

今後30年以内にM7.0以上の地震が発生する確率は…

■青森県の沖から岩手県北部の沖 90%以上
■岩手県南部沖 30%以上
■宮城県沖 90%以上
■福島県沖 50%以上
■茨城県沖 80%以上

東北から関東の沖は大地震が発生するリスクが大きいのです。

 

知らんかった…。

 

 

3.内陸地震

内陸地震は海溝型より発生間隔が長いので予測が難しいですが、

今後30年以内に大地震が発生する確率が高い断層はたくさんあります。

活断層というのは、日本には約2000を超えるほどあり、

活断層が見つかっていない場所でも大きな地震が発生しているというのが現状なのです。

<過去の例>
■1995年 阪神淡路大震災
■2004年 新潟中越地震
■2016年 熊本地震

4.まとめ

今回登場した場所は特に地震が発生する可能性がとても高い地域です!

もちろん、南海トラフや首都直下型地震もうるさく言われていますが、

自分は「この地域に該当しない」「関係ない!大丈夫!」ではなく、

日本全国が該当するということ、また、いつ起こってもおかしくないということを、頭のどこかに置いておくことが大事です。

知っているだけで初動対応が早くなり、命を守る行動に繋がるのです。

 

もうインプットできたで!!

 

千島海溝 巨大地震 切迫の可能性高い 地震調査委 - NHK
【NHK】「北海道東部に大津波をもたらす巨大地震の発生が切迫している可能性が高い」政府の地震調査委員会は千島海溝で、今後、マグニチュード8.8程度以上の巨大地震が起きるおそれがあるという新たな評価を公表しました。発生確率やリスクは?

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました