【大雪】運転だけじゃない!駐車するときも要注意!

防災情報

雪が降る前に必読!駐車にも注意が必要!?

停めてる間は平気やろ?運転しないし。

もちろん!でも、ちょっと気にしておいてほしいことがあるんだ!

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1.寒冷地仕様の車

同じ車でも雪国の車がトラブルを起こさないのは「寒冷地仕様」だからです。

寒冷地で走行する車はワイパーなどのゴム製部品、ウォッシャー液などの液体を交換する必要があります。

さらにスタックなどのトラブルを想定した装備も積載しておきましょう!

2.交換するリスト

<ワイパー>
標準的なワイパーは金属部分に雪が詰まったり、ゴムが硬くなったりして、フロントガラスを満遍なく払拭できなくなることがあります。

金属部分がカバーで覆われ、寒冷地でも硬化しにくいゴムを使った冬用ワイパーに交換しましょう。

<ラジエター液>
冷却水やクーラントは寒冷地でも凍らないようになっていますが、効果は濃度や経年劣化します。

濃度が薄くなっていると凍結し、ラジエター本体を破壊してしまうこともあるのです。

寒冷地に出かける前には必ず濃度と量を確認しておきましょう。

ラジエター液の寿命は約2年程度です。

<ウオッシャー液>
濃度が薄く水に近いと凍結しやすくなります。

市販されているウオッシャー液には凍結温度が記されているので、車を使う環境に適したものを使用してください。

<バッテリー>
気温が低いと、バッテリーが上がりやすくなります。

寿命は製品や使用環境によって異なりますが、長くても5年程度が目安。

始動に不安を感じる場合は、新品に交換しておきましょう。

3.車載するものリスト

<ジャッキ>
チェーンを装着する時や、タイヤ交換、スタックから脱出する際に役立つこともあるので必ず用意し、使い方を覚えておきましょう!

困ったときの対処法 車載ジャッキの使用方法 ダイハツ公式

<ブースターケーブル>
バッテリーが上がってもブースターケーブルがあれば他の車に助けてもらうことが可能です!

ブースターケーブルの使い方 | パナソニックカーバッテリー | Panasonic

<スコップ>
雪に埋もれてスタックした際、スコップで車周辺の雪をかき出す必要があります。

除雪作業には角型スコップが効果的です。

<スクレーパー>
ガラスに付着した氷を落とすのに使います。凍結したガラスにお湯をかけるのはNG。急激な温度変化でガラスが割れる可能性があります。

<解氷スプレー>
スクレーパーでガラス面の雪を落とす時に素早く作業できます。

<けん引ロープ>
スタックして自力脱出できなくなった時、けん引ロープがあればJAFなどのロードサービスに頼らなくても他の車に引っ張ってもらい、脱出することが可能です。

<毛布やサバイバルシート>
大雪で事故が発生したとき、スタックしてしまい、救出を待っている時には車内で長時間過ごす可能性があります。

エンジンが始動できないことも想定し、毛布やサバイバルシートなどの防寒具を用意しておくと良いでしょう。

<段ボール・広幅板>
雪道や泥道で深い溝にタイヤが落ちて脱出する場合、あると便利です。

段ボールや広幅板は、幅が20cm以上あるものを選びましょう。ゴム手袋と合わせてトランクなどに常備しておくこと。

3.大雪時に駐車するときの注意点

◆ワイパーを立てる

◆サイドブレーキは使わない

◆カーポートのある駐車場を避ける

氷点下では、ワイパーが凍結したフロントガラスに固着してしまうことがあります。

強引に剥がすとブレード部分が千切れて使用できなくなることもあるので、車を離れる際はワイパーを立てておくようにしましょう。

また、サイドブレーキのワイヤー部分が凍結し、解除できなくなることもあるので、寒冷地ではサイドブレーキを使わずにAT車の場合はシフトポジションをP、MT車の場合は1速(下り坂ではリバース)に入れて駐車しましょう。

2014年2月に発生した豪雪では、屋根やカーポートが雪の重みで倒壊しました。

大雪警報が発表されたら倒壊しそうな建物内に駐車するのを避けましょう!

4.雪道の注意点

積雪路や凍結路は、普段の道路に比べてとても滑りやすくなります。

とにかくスピードを落とし、急ハンドル・急操作を避けるましょう。

車間距離はふだんの2倍以上開け早めの減速をし、細心の注意を払ってください。

◆セカンドギアで発進

◆アクセルはゆっくり踏む

◆ブレーキペダルは早めに

◆カーナビを信用しない

◆ホワイトアウトしたら退避!

発進時にタイヤが雪に埋もれ、スタックしてしまうことも。

そんなときは、まずセカンドギアに入れ、オートマ車の場合はアイドリングを利用しながら少しずつアクセルペダルを踏むのがポイントです。

スノーモードやトラクションコントロールが付いている車ならスイッチをオンにし、切り替えが必要なパートタイム4WD車なら4WDにシフトしておきましょう。

また、最近の車にはほとんどABSが付いているので、ブレーキを強く踏んでもタイヤがロックしないようになっています。

そして、カーナビが案内してくれたルートは必ずしも安全とは限りらない!

走り始める前に経路を確認し、迂回ルートも把握しておきましょう!

カメラやセンサーに雪や氷が付着した視界が悪い状態は大変危険です。

雪と風によって視界が遮られるホワイトアウトアウトが発生したときは、安全な駐車場や待避所へ行き、路肩に止まることのないようにしましょう。

僕、カーナビに裏切られたことあるねん…

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