【BCPの作り方】 資源・供給 編 2

企業防災
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資源・供給 編 2 

今回と次回は、BCPの 第5章「資源・供給」について解説します。

今回は、ボトルネックデータ(スライド17)、供給データ(スライド18)を扱います。

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STEP1 【スライド14~18】資源・供給を表示しよう

スライド14~18を表示してください。これらは、資源・供給に関する情報を記入する様式です。

【スライド14】 資源データ(STEP1~2)

【スライド15】 資源データ(STEP3)

【スライド16】 資源データ(STEP4~5)

【スライド17】 ボトルネックデータ

【スライド18】 供給データ

第5章「資源・供給」では、社内の中核事業に必要な各種資源が、

災害時に供給停止または使用不能になる場合を想定し、

それらの継続・早期復旧を目的として情報を策定します。

策定する様式は、

■資源データ
■ボトルネックデータ
■供給データ

の3種類があります。

資源データ

中核事業で使用する資源について、継続・早期復旧の手段を策定します。

中核事業に必要な資源は、第4章の「中核事業」で策定しました。

このうち、代替不可能な資源については特に継続・早期復旧の手段を構築する必要があります。

ボトルネックデータ

資源データで策定した資源について、最優先の継続・早期復旧が必要な資源、

いわゆるボトルネック資源を選定し、その詳細を策定します。

ボトルネック資源は、事業の根幹を成す最重要の資源であるため、

それが途絶えるだけで事業が完全停止する場合もあります。

ボトルネック資源さえ供給が安定すれば、最悪の事態は回避できる可能性が高いのです。

供給データ

中核事業の継続・早期復旧を目的とした製品・サービスを供給する拠点を策定します。

製品・サービスとは、中核事業において設備・機械が故障した場合は修理や販売、施設・工場が損壊した場合は修繕工事や建設、事業復旧の目途が立たない場合は情報提供や窓口相談などを示します。

第2章「連絡先」でも、資源・供給について連絡先を記入しましたが、本章でさらに詳細な情報を策定します。

原則として、本章で策定する資源・供給は、第2章「連絡先」の連絡先リストに記載されている資源・供給に限ります。

なお、「BCP DATA」の編集は、過去の投稿(第2章「連絡先」)で解説したため本投稿では省略します。

 

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STEP2 【スライド17】ボトルネックを編集しよう 

では、スライド17を表示して、ボトルネックデータを編集しましょう。

ボトルネックデータでは、「資源No」、「資源名」に加え、資源に対応する資源データの「復旧No」、「復旧名」などを記入します。

復旧No・復旧名
当該資源が対応する資源データの「復旧No」および「復旧名」を記入します。

中核事業
当該資源を使用するすべての中核事業を記入します。

資源詳細(平常時)
当該資源の情報として、「品名」、「供給者」、「設置場所」、「使用状況」を記入します。
いずれも平常時の情報であることに注意してください。

継続・復旧時の想定設置場所
被災などにより平常時の設置場所の設置が困難な場合を想定し、一時的に設置する場所を記入します。

交換・設置に要する時間
当該資源の継続・早期復旧に要する時間を記入します。

 

なお、ボトルネックデータ1ページでボトルネック資源2件分の情報を策定するため、

資源数に応じてページ数をコピーする必要があります。

STEP3 【スライド18】供給を編集しよう

次に、スライド18を表示して、供給データを編集しましょう。

編集の際、先に記入したスライド8の連絡先リスト供給と比較します。

「拠点No」、「拠点名」、「電話番号」については、

連絡先リストおよび供給データで共通しています。供給データでは、

これに加えて「供給される製品・サービス」、「供給目的」などを記入します。

供給される製品・サービス
当該拠点より供給される製品・サービスを記入します。

供給目的
製品・サービスを供給する目的を記入します。

住所
当該拠点の所在地を記入します。

HP
当該拠点がHPを公開している場合、そのURLを記入します。

取引状況
現時点における当該拠点との取引状況を記入します。

納入手段
当該拠点に納入する手段を記入します。

口座番号
自社が支払う代金を当該拠点の口座が預かる場合、その口座番号を記入します。

 

なお、供給データ1ページで2拠点分の情報を策定するため、

拠点数と同じページ数をコピーする必要があります。

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