【裏技:幼稚園の消防設備点検を安くする方法】

企業防災

幼稚園や保育園で消防設備点検は必要なの?

 

 

今更何言うてんねんな…

必要なことぐらい知っとるわ。でも予算がなぁ…

予算と子供たちの命どっちが大切?

そこで判断しよう!

 

 

 

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幼稚園や保育園の消防点検が必須な理由

 

 

消防設備は、火災が発生した瞬間に、警報で避難をうながし、初期消火を行ってくれる設備です。

火災が発生した際に、その機能を発揮させなければ意味がありません。故障したまま、火災が起こってしまえば、避難することや消火活動が遅れてしまうことも想定されます。そうなってしまうと、大きな被害につながってしまう恐れもあるため、消防設備点検は非常に重要な点検とされています。

 

子供たちは災害弱者って言われているんだ。

自分で判断して安全な行動が取れないからね。

だから、幼稚園の消防点検はどの施設の点検より重要なんだよ。

 

確かにそうかやな…。子供の命より優先するものなんかないわな…。

分ってくれてよかった!

次に質問だけど、消防点検の頻度は知っているかな?

それはあんまり知らへんわ…5年に1回とかでよかったっけ…⁈

危ないね!まずは下の表を見よう!幼稚園は6項二だね!

ごめん、見方がわからへんわ…どうやって見たらええんや?

まずは消防設備点検の法律について解説するね!

消防設備点検って法律で絶対⁈

 

消防設備点検は消防法(消防法第 17 条の3の3)により消防用設備等を設置することが義務づけられている建物の関係者(所有者・管理者・占有者)は、設置した消防用設備等を定期的に点検し、 その結果を消防長又は消防署長に報告するが義務があると記載されています。

 

 

1.点検防火対象物・点検実施者(消防法施行令第36条第2項) ・防火対象物の用途や規模により、点検実施者が次のように定められています。

消防設備士又は消防設備点検資格者が点検を行わなければならない防火対象物。

①延べ面積 1,000m2 以上の特定防火対象物 例:デパート、ホテル、病院、飲食店、地下街など

②延べ面積 1,000m2 以上の非特定防火対象物で消防長又は消防署長が指定したもの

例:工場、事務所、倉庫、共同住宅、学校など

③屋内階段(避難経路)が1つの特定防火対象物

 

※上記以外の防火対象物は、防火管理者などの関係者が行うこともできますが、

確実な点検を行うために消防設備士又は消防設備点検資格者に行わせることが望ましいとされています。

 

消防設備が設置されている建物は、消防設備点検が必要

ということも覚えておいて‼︎

幼稚園や保育園の消防設備点検の頻度は?

上の表を参考にすると、1年に1回ってことかな⁉︎

おしい‼︎このポイントはみんなが間違えるところだよ。

この際にしっかり理解しよう!

 

点検の種類と期間(消防法施行規則第31条の6・平成16年消防庁告示第9号)

 

★機器点検 6ヶ月に1回

★総合点検 1年に1回

 

なるほど‼︎6ヶ月に1回ってことやな‼︎

この2種類のうちどっちでもええんやな⁈

惜しい‼︎2種類とも必ずやらないといけないよ!

ここを間違えないで‼︎

 

幼稚園も保育園もどの建物も消防設備点検の頻度は同じ

 

幼稚園でもどの建物でも消防設備点検の頻度は変わらないからね!

必ず覚えておいて!

じゃ上の表の1年に1回ってなんや?

それは消防署へ消防設備点検結果を報告する期間ということだよ!

ここを勘違いしている人がすごく多いね‼︎

 

幼稚園とか3年に1回しか消防設備点検してへんかったらどうなるんや?

点検報告義務違反になるよ

 

 

点検報告義務違反とは

 

 

点検結果を報告せず、又は虚偽の報告した者は 30 万円以下の罰金又は拘留が課せられる

(消防法 第44条第7号の3、第45条第3号)

 

 

幼稚園の消防設備点検を安くする方法

 

すぐ幼稚園の消防点検をやるから、どうしたらええか教えてくれー。

あと、点検費用が安くなる方法とかないんか?

 

 

まずは消防設備点検をやっている会社に見積もり依頼をかけること!

消防点検の業者が見つからへんかったら、消防署に電話で聞くと教えてくれるよ。

 

消防点検の費用は相場は決まっているものの、相場より高額で請求される事案が発生しています。インターネット検索が苦手な人は消防署へ相談しましょう!

 

消防署が消防設備点検の業者を教えてくれるん?

もちろん、斡旋はしないけど、業者リストをもらえたりするよ!

すぐに消防署へ相談に行ってきます

 

消防点検の悪徳業者には気をつけよう!!

 

 

 

突然家や事業所に訪問し、消防用設備の点検・販売・リースの内容を十分に説明せずに強引に作業を行い、料金を請求される被害が発生しています。被害事例としてスーパー、工場、マンション等消火器の設置本数が多い建物に被害が相次いでいますのでご注意ください。

 

 

 

 

幼稚園や保育園、介護施設に特化した消防設備点検のご依頼はこちら

 

 

 

<参考>

東京消防庁<安全・安心情報><トピックス><消防設備の点検に際し、悪質業者にご注意ください!>

https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/kento255_20_siryou2-3-9.pdf

 

 

 

 

 

 

 

 

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