絶対安全!と思っていたオフィスで緊急事態!?
オフィスで大地震に直面した時、まず心配すべきは落下物です。
書類ケースやパソコン、デスクの上にのっているものが飛んでくると思ったほうが良いでしょう。
車輪のついているものは動くので、コピー機、書類ラックなどが
縦横無尽にオフィスの中を走り回ると想像できます。
ここから身を守るのが、昔から培われている「机の下に入る」という行為です。
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それはみんな知ってることやな。
揺れがおさまり、人々は何が起きたのか調べたくなります。
この時点でアクセスが集中しすぎて携帯はつながらなくなっている可能性があります。
※自分のいる場所が震源地から遠い場合、既にアクセス障害が発生している可能性があります。
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1. 停電
大きな地震の場合、セットでやってくるのが停電です。
ここから先は、災害の話ではなくて停電による「困った」を考える必要があります。
電灯が消え、暗くなることだけが停電ではありません。
電気で制御されているものすべてが止まってしまうのです。
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非常用電源に切り替わるようになってれば良いんやけど…
2. 電話
昔の会社は、電話をたどると壁のモジュラージャックに行きつき、
電話機と電話線がダイレクトにつながっていました。
電話線は電気とは関係ないので停電でも関係なく通話が可能です。
ところが、最近はIP電話、光回線、ネット回線などと併用で電話を契約している企業(家庭)が多いです。
その場合、電話の先にはモデムがついています。
このモデムにはACアダプターがついているので、電気の影響を受けて
停電したらアウトという事になり、固定電話が使えなくなってしまいます。
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スマホつかうからええやんか!
3. カードキー
個人情報や内部機密を扱う会社の場合、
部署ごとにカードキーで人の出入りを管理しているところが多い。
しかし、停電でカードキーのスキャンができない状態になると開錠が出来なくなってしまいます。
閉じ込め状態になってしまうのです。
パネルでできた壁なら蹴破ることもできるかもしれませんが、
警備会社とつなぐセンサーだけが停電でも作動する仕組みなら、とんでもない警報音が鳴るかもしれません。
大音響の中、避難行動をするのは大変ですし「こっちで火災が起こっています!」という
情報や指示が聞こえなくなるかもしれません。
今一度、平時に停電時のカードキーについて警備会社等に確認しておく必要があります。
ただし、セキュリティにかかわることなので、
「壁を蹴破っても問題ない」とか「警報音の消し方」を周知することで
盗難につながる可能性もあるので慎重な取り扱いが必要です。
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これはやばいな!!
4. まとめ
セキュリティ対策や防犯の観点から、電気とは切り離せないオフィス環境でしょう。
会社の心臓にかかわるような常用度であれば発電機やバッテリーを常備しておくのも対策の一つです。
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発電機とかバッテリーは絶対にあった方が良い!
何かあった時に電気使えないのは不便すぎる!
空調使えなくなったら真夏は扇風機もかけられんくなるで!
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