目次
会社・従業員 編
今回は、VITAのだれでも作れる簡単BCPの 第3章「会社・従業員」について解説していきます!
VITAでは、中小企業庁HPに掲載されている従来型BCPに変わる、改良版を独自に開発しました。
初心者にもうれしいビジュアル重視のデザインで、第一印象を刷新しています。
徹底した効率化でスタートが速く、VITA独自の避難モデルで従業員を災害からしっかり守ります。
スタートする方法は、 スタートアップガイドを参照。
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STEP1 【スライド9~10】会社・従業員を表示しよう
スライド9~10を表示しましょう。会社・従業員に関する情報を記入していきます!
スライド9】 事業者データ
【スライド10】 従業員データ
「第2章 連絡先 編」でも、事業者・従業員について連絡先を記入していますが、さらに詳細な情報を策定します。
原則として、本章で策定する事業者・従業員は、第2章「連絡先」の連絡先リストに記載されている事業者・従業員に限ります。
なお、「BCP DATA」の編集は、過去の投稿「第2章 連絡先編」で解説しています。
STEP2 【スライド9】事業者を編集しよう
スライド9を表示して、事業者データを編集しましょう。
編集の際、先に記入したスライド4の連絡先リスト「事業者」と比較します。
番号名・電話番号については、連絡先リストおよび事業者データで共通しています。
事業者データでは、これに加えて「タイプ」、「対応策」、「関連業務」を記入します。
タイプ
内線、外線、フリーダイヤル、FAX、携帯電話といった電話番号の区分
対応策
災害などでつながらない時、重要度が高い番号なら何らかの対応策を準備しておかなければなりません。
たとえば、事業復旧場所へ転送できるように設定したり、予備の電話番号を登録するなどの対応策があります。
関連業務
当該番号を使用する会社の重要業務です。
業務の重要度が高いほど、番号の重要度が高いといえるため、不通となった際に優先的な対応が求められます。
STEP3 【スライド10】従業員を編集しよう
スライド10を表示して従業員データを編集します。
※従業員本人が記入しても良い(従業員No はBCP関係者が記入)
編集の際、先に記入したスライド5の連絡先リスト「従業員」と比較する。
従業員No、従業員名、電話番号(自宅or携帯)については、連絡先リストおよび従業員データで共通している。
従業員データ
これに加え「役職」、「主要業務」、「住所」、「メール」などを記入する。
役職
従業員の役職を記入する。
主要業務
従業員が関与する業務で主要なものを記入する。
住所
従業員の自宅住所を記入する。
メール
従業員のメールアドレスを記入する(任意)。
緊急
従業員に連絡できる代理人の連絡先を記入する。(任意)
代理人は従業員でなくても良いが、記入の際は代理人の同意が必要です。緊急の用件でなおかつ従業員本人に連絡が取れない場合に限り、代理人に連絡することが望ましい。
本人との続柄
代理人における従業員本人との続柄を記入する。
災害時の徒歩出社可能性
■従業員の自宅から会社までの距離
■従業員が通勤する交通手段(通常)
これらの情報は、災害時に交通機関が不通となった際、当該従業員が徒歩出社が可能であるかを判断するのに必要です。
災害時に有効な資格・技能
従業員が持つ資格・技能を記入する。応急処置や心肺蘇生など、大規模な災害発生時の救援・救護には一定のスキルを必要とする場合があるため、従業員の災害時に有効なスキルを把握するための情報です。
なお、従業員データ1枚につき従業員1人分の情報を策定するため、従業員数と同じ枚数をコピーする必要があります。
以上で会社・従業員は完了です!
スタートしよう!BCP
従来型BCPも中小企業庁HPからダウンロードが可能です。
入門・基本・中級・上級コース別にダウンロードが必要な様式が記載されています。
中小企業庁HP 「中小企業BCP策定運用指針」 ダウンロードページ
従来型BCP[Word形式]▶ Download
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