【徹底比較:警察官×消防士】就職や面接に有効活用できるポイントを比較‼︎警察と消防編

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警察と消防の大きな違いを徹底比較

消防と警察ってなんか似てるイメージあるわ。

今回は比較しながら教えてもらおう‼︎

公務員試験対策でも消防警察官コースがあり、公務員受験者も警察と消防の両方を受けている人も多いのはなぜか。警察官か消防士になりたい人はマスターしよう!

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1. 警察官と消防士の違い

警察官は、市民の生活の安全を守るため強盗・殺人・詐欺・テロ・薬物等危険物の取締りだけでなく、交通安全や犯罪予防のための広報等、人々が安全に暮らせるように嫌われ役となりながら側にいてくれるヒーロー公務員です。

1-1. 警察の目的の正式文章

個人の権利と自由を保護し、公共の安全と秩序を維持する(警察法第1条) 個人の生命、身体及び財産の保護に任じ、犯罪の予防、 鎮圧及び捜査、被疑者の逮捕、交通の取締その他公共の安全と秩序の維持に当る(警察法第2条)

消防士は、市民の生命と身体をあらゆる災害から守ることが仕事です。消防士が活躍する場面は様々であり、火災、交通事故、地震、台風、集中豪雨、消防設備の設置状況確認、建物検査、消火栓確認、消防訓練、防災訓練等あります。

1-2. 消防の目的の正式文章

火災を予防し、警戒し及び鎮圧し、国民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、火災又は地震等の災害による被害を軽減するほか、災害等による傷病者の搬送を適切に行い、もつて安寧秩序を保持し、社会公共の福祉の増進に資する (消防法第1条)

ちょっと待って‼︎消防と警察の正式文章似すぎてへんか⁈

いいポイントに気がついたね。これが消防士と警察官を同時に志す人が多い一番の理由だよ‼︎2つとも市民の安全を守るためにある組織だね‼︎

 

上記のとおり、警察官や消防士は、市民を犯罪や事故、火事や地震等の災害から「命」を守ることを使命としている公安系公務員です。警察官は都道府県の公安職員、消防官は市町村職員として活躍するヒーローなのです。ではより具体的に組織体系の違いについて比較していきましょう。

2. 組織内容を徹底比較

1. 事務を実施する組織はどこ⁇

警察→都道府県警察

消防→市町村消防の原則

2. 警察の権限と消防の権限

警察だけにしかない権限

・職務質問をする権限(警職法第2条第1項)

・武器を使用する権限(警職法第7条)

・被疑者への出頭要請及び取調権(刑訴法第198条)

・逮捕権(刑訴法第199条)

・犯罪捜査のための差押・捜索・検証(刑訴法第218条)等

消防及び警察両方にある共通権限

・緊急自動車の優先通行権(道交法第39条等)

・特定区域の通行制限権(道交法第6条第4項)

・災害時の通行禁止区域における車両その他の物件の移動命令や破損の権限(災対法第76条の3)

・現場における一般人に対する協力命令権 (警職法第4条第1項)

・他人の家屋、土地に立ち入る権限(警職法第6条第1項)

3. 階級の種類

警察

 警視総監、警視監、警視長、警視正、警視警部、警部補、巡査部長、巡査(※) (警察法第62条)

(注 警察庁長官を除く。)

消防

 消防総監、消防司監、消防正監、消防監、消 防司令長、消防司令、消防司令補、消防士長、消防副士長、消防士(消防組織法第16条第2項、消 防吏員の階級の基準第1条及び4条)

4. 組織の数

警察

 都道府県警察 47警察署/1,201交番/6,216駐在所/6,926

消防

消防本部803 (うち312が一部事務組合及び広域連合)/消防署1,706/分署・出張所3,197

5.組織の職員数

警察

 282,980人※定員ベース (うち 警察官 254,305人/一般職員 28,675人)

(注)都道府県警察に勤務する職員数(警察庁及び管区警察局の職員を除き、地方警務官を含む。)

消防

 158,327人 (うち 消防吏員 156,656人/その他の職員 1,671人)

6. 通報受理件数はどっちが多い⁈

警察

 8,923,369件(31.5件) (通報先:110番)

消防

 8,108,166件(51.2件) (通報先:119番)

7. 車両保有台数

警察

 約39,000台(パトカー、白バイなど)

消防

 約31,000台(消防ポンプ自動車、救急車など)

今回は警察と消防の違いを比較してみました。

いかがでしたでしょうか。

警察も消防も市民の命を守るヒーローです。公安系公務員を目指している方は覚えておきましょう。

参照:

総務省消防庁

神奈川県警

 

 

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