【災害】建物構造を知って避難の選択肢を増やす!自己防衛レベルUP!
国の指針
安全な建物を一瞬で見分けるための方法!
これが屋外、外出先での災害発生には欠かせない避難判断スキルになる!
判断が早いと行動も早くなるしな。
災害発生時に避難する場所についてはこちらの記事を参考にしてください。
上記の記事から、避難には2種類あるということは理解できますが、平成31年の3月に内閣府より、「避難勧告等に関するガイドライン」が改正されました。
国が指示する行動として、
■近隣の安全な場所
■屋内安全確保
という抽象的な表現となっています。
安全な場所や安全な屋内をどうやって見分けるのか?これを解説していきます!
なんとな〜くしかわからんもんな。
建物構造
建物の構造には大きく分けて4種類があります。
WやSなどのアルファベット表記は、建物を構造する材料・材質を表しています。
■近隣の安全な場所
■屋内安全確保
に当てはまる建物がRC造とSRC造になります。
RC造とSRC造の特徴覚えておけばええんやね!
そのとおり。W造やS造は読みとばそう!
木造 W造
木造は、主な構造部分に木材を使用しています。日本の気候や風土に合うので多くの一軒家に該当します。木材を露出させていない家はなかなか違いがわかりにくいので、柱や屋根が見分けるポイントとなります。小規模アパートなどにも採用されています。
鉄骨造 S造
鉄骨造は柱や梁など骨組に鉄骨を使用した構造です。木造の柱がそのまま鉄になったものをイメージするとわかりやすく、アパートによく見られる構造です。鉄骨造には「重量鉄骨構造」と「軽量鉄骨造」の2種類があり、重量鉄骨構造はビルや高層マンションなどの大規模建築物、軽量鉄骨造はアパートや小規模の店舗で用いられます。
鉄筋コンクリート造 RC造
鉄筋コンクリート造は主に柱や梁、床・壁が鉄筋とコンクリートで構成されていて、鉄筋を組んだ型枠にコンクリートを流し込んで固めたものです。
鉄筋とコンクリートを組み合わせることで、マンションの強度を高めています。
・鉄筋・・・・・・引っ張る力は強い、熱に弱く錆びやすい
・コンクリート・・熱に強い、引っ張る力に弱い
鉄筋鉄骨コンクリート造 SRC造
鉄筋鉄骨コンクリート造は鉄骨の柱の周りに鉄筋を組み、コンクリートを打ち込んだ構造。トップクラスの耐火性で、鉄骨造の「熱に弱い」や「錆びやすい」という短所をコンクリートで包むことで克服し、耐震性を鉄筋・鉄骨でカバーしています。RC造よりも耐久性が高いため、10階建以上の高層マンションやビルなど大規模な建物で多く使われています。
構造比較
見比べてみるとよくわかるやん!マンション最強説。
RC造やSRC造は燃えにくく、地震にも強いですが、その建物はいつ建てられたのかも重要になってきます。
耐震基準
旧耐震基準
大地震の直撃を受けるとバラバラに倒壊する恐れがあります。耐震強化を施して倒壊を免れても、損傷する可能性があります。
新耐震基準
基準を満たしている住宅の場合も、基礎や柱などの接合部の耐震性が弱い場合があり、旧耐震基準の建物と同様、大地震で倒壊を免れた場合も大きく損傷する可能性があります。
現在の耐震基準で建てられている住宅は、以前と比較してかなり地震に対する強度が増しています。特に2011年の東日本大震災以降に建てられた住宅は、大地震の直撃を受けても住み続けられる家が多いです。
自分の家がどれに当てはまるのか調べておく良いキッカケになったわ〜
まとめ
■近隣の安全な場所はRC造、SRC造を選ぶ
■自分の家の構造を確認し、避難の判断材料にする
これ知っておくだけで選択肢が広がるから助かる命が増えるねんな!
安全な建物を知ることが自分の命を守る行動につながります!
コメント
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