避難所に逃げちゃダメ！？80%の人が知らない事実！

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災害発生！避難してください！

やばい、はよ避難所に逃げなあかん！

でも逃げる場所どこ？？

災害が発生しすると、多くの人は避難所に行くと回答しますが、これは大きな間違いです！

なんで避難所に逃げて死亡なんや！適当言うのもええ加減にせえ。

2種類の避難所

「避難」は2種類あります。

指定避難場所と避難所と呼ばれています。

わかりにくいんやな！なにがどう違うんや？

指定避難所は一時的な避難をする場所。

避難所は生活をする場所です。

生存する場所と生活する場所か…

時間的な違いがあるってことやねんなー

以下は堅苦しい言葉が並んでいるので読み飛ばそう！

こんなん難しい言葉つらつら並べて書かれたって誰も読まんて。

指定避難場所‥‥災害が発生した時にすぐに逃げる一時的な避難場所
避難所‥‥被災生活で滞在する場所

なるほどね、まずは命を守るために指定避難場所に逃げればええんやね。

指定避難場所で命を守ることができたら避難所に移動ってわけね。OK！

避難所と指定避難場所の違いが生死を分ける

今までは、避難所と避難場所の違いが法律で明確に区別されていなかった！
そのため、東日本大震災では被害拡大の要因にもなりました。

だから「死亡」て言うたんか…間違いやあらへんねやなー…

この被害拡大を受けて法律が改正され、避難場所と避難所が明確に区別されました。
（平成 25 年６月改正　災害対策基本法）

ここでもう一度避難の整理をしといてね

その災害によって、高台や距離をとったりして命を守るための避難行動をした上で「避難所」という流れやね！

命を一時的に守ってくれるところは、「避難場所」と記載のあるところです。

避難所も比較的被害の少ない場所にありますが、ハザードマップで近くの避難所を確認しておく必要があります。

避難場所のことはもうわかったけど、避難所に行くタイミングっていつや？

避難場所へ避難した後、警報が解除されるまで安全を確保します。
また、防災無線や避難情報や建物の被害状況から判断し、安全であれば、在宅避難で待避　or　避難所に向かいます。

警戒レベル

避難の判断には、「警戒レベル」を知ることが重要ですが、たくさんある警報のなかで、何が危険か判断つきますか？

そりゃぁレスキュー隊やから知ってるで。でもな、普通みんなわからんやろ。

警報いくつになったらヤバイとか、こんなん全部理解して説明できんの気象庁だけやん。

気象情報・注意報・警報だけでも数多く種類があります。

それらの情報を覚えなくても判断できるように作られたのが「警戒レベル」です。

なんやコレ、さらに複雑になっとる気するで。

簡単にレベル分けしたのがコチラです。

要するに、「警戒レベルが4」になった時にはもう全員避難してくださいということです。

4がヤバイんやな。

しかし！
これだと警戒レベル4にならないと避難しないことになります。警戒レベル4になる災害というのは、すでに危険な状態なので、その時点で避難を始めると手遅れになる可能性が高いのです！

もーなんやねん。なんでこんな分かりずらいねん。

「全員避難」というと、警戒レベル4になると全員が避難しなければいけないと言う意味合いになる。しかし、その人の環境やいる場所によっては家にいた方が安全な場合があります。日本語の表現が難しいところではありますが、❌全員避難＝避難所ということではないと理解してください。

これなら全ての人をカバーリングできるやん。高齢者は避難に時間かかるもんな。

まとめ

■指定避難場所は命を守るための一時避難
■避難所は被災生活をする場所
■警戒レベル3で要配慮者は行動スタート
■避難場所に行くことがすべてではない！災害を見極める！

「避難」って奥深いやん。これみんな知らんやろ！

まずは大切な人知ってもらわなあかんねんな。

発災前に「警戒レベル４」とみたら安全確保行動を必ずしてください。
健全者はレベル４、要配慮者はレベル３が国や自治体が出す最後の忠告です。
あなたの行動が他人の正常性バイアスを崩し、助かる命が多くなります！

命を守る行動を！