BCPとは?災害の救世主になるポイント3つ!

企業防災
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災害に打ち勝つ!

 

コロナに豪雨災害、企業にとって災害の脅威が常に隣り合わせになりつつある今日この頃、21世紀は紛れもなく「災害時代」を迎えています。

 

いつになったら普通の生活ができるんや!!

事業やってるけど、毎年災害で事業が不安定になるから、ムカつく!!

(参考)帝国データバンク 特別企画:新型コロナウイルスに対する企業の意識調査(2020年6月)
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p200705.pdf

2020年に世界中に広がった新型コロナウイルス感染症。

日本でも緊急事態宣言が出され、観光業や外食産業など、多くの企業が長期間の休業を余儀なくされ、

景気判断はリーマンショック後の2009年以来、11年ぶりの「悪化」に転じました。

帝国データバンクが同年6月に実施した企業の意識調査では、84.5%が「業績にマイナスの影響がある」と回答。

 

大好きだったレストランが無くなってしまったもんな…

九州で起こった集中豪雨

産経新聞(2020.7.17) https://www.sankei.com/region/news/200717/rgn2007170004-n1.html

同年に九州を中心とした豪雨災害が発生。(令和2年7月豪雨)

各地で氾濫や土砂災害が相次ぎ、被害に遭った住宅は25県1万6500棟にのぼります。

道路や線路が寸断され、一時避難できず孤立した人や、不通となった鉄道が見られました。

工務店の事務所では、浸水により事務用品が損害を受けたほか、

電話やファックスが使えなくなり、事務所としての機能を失いました。

さらに、新型コロナウイルスの感染拡大防止のためボランティア活動を制限しており、復旧作業を大きく遅らせています。

 

コロナ真っ只中に災害は最悪のパターンやで!事業倒産が間違いなく加速する…

 

九州では2017年から「大雨特別警報」が4年連続で発表されており、数十年に一度の大雨が毎年のように起きています。

 

事業を守るためにどうしたら良いんや?

って相談がめちゃ来るようになってきたわ…

日本の厳しい自然条件

 

日本は災害に対して非常に厳しい自然条件にあります。

国土の70%は山岳地帯で崩落しやすい地質で構成、細長い国土に2000mを超える山が連なり、

そこから流れ出る河川は急勾配。断層は全国に約2000存在し、日本列島周辺には4つのプレートが存在する。

日本が「災害大国」と呼ばれるのは、このような自然条件が背景にあるため、土砂崩れや地震、津波が発生しやすいのです。

 

スタートラインが世界的にみても不利やねん。

 

そして、新型コロナウイルスを受け、「感染症」という国境を越えた災害もまた、

日本に多大な影響を及ぼすことを、ここに来て思い知らされたのである。

(参考)NHK NEWS WEB 豪雨 住宅被害 九州中心に25県 約1万6500棟(21日午後2時)https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200721/k10012525701000.html

(参考)東京新聞 コロナ感染不安と隣り合わせの復興作業、避難生活 九州豪雨あす1カ月

(参考)国土交通省HP 政策を知る 10 防災・減災

災害の救世主「BCP」とは?

なになに?BCPってなに???

 

災害大国日本では、自然災害で事業の中断に追い込まれ、多大な損害を受ける企業が後を絶ちません。

災害が激甚化する昨今、企業にはBCPの活用が求められています。

BCPとは【 Business Continuity Plan = 事業継続計画】のことで、

災害・事故・テロなどの緊急事態において、資本の損害を最小限に抑え

主要事業の継続と早期復旧を可能にするための方法・手段を取り決める計画です。

 

なんかカッコつけた言い方してんなー。確かに計画は必要やんな!

 

現在の日本では、「事業継続」「災害対策」の2本柱で構成されるといっても過言ではありません。

BCPこそが、日本の企業が災害時代×災害大国を生き抜くための救世主となるのです。

 

大事っぽい。僕も作っとこうかな…

何が変わる?BCPの効果とは?

災害大国日本では、災害対策および災害時の事業継続のためにBCPを導入する例が極めて多いです。

BCPを導入することによって何が変わるのか? 災害に対してどのような効果があるのか?

BCP導入と事業復旧のイメージ

 

(参考)中小企業庁HP 1.1 BCP(事業継続計画)とは https://www.chusho.meti.go.jp/bcp/contents/level_c/bcpgl_01_1.html

 

企業が災害などの緊急事態に遭遇すると操業率が大きく落ちます。

事前対策をしていない企業では、事業の復旧が大きく遅れ、結果、事業の縮小や廃業に追い込まれる恐れがある。

一方、事前にBCPを導入している企業では、緊急時でも主要事業を維持・早期復旧することができるため、

その後、操業率を100%に戻したり、さらには市場の信頼を得て事業拡大も期待できるのです。

 

導入してるか、してないかで天と地の差!!!

 

【操業率とは?】
https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikaisetsu/pdf/iip_capa-ope_gaiyou.pdf

 

早期復旧の特徴3つ

なぜBCPを導入すれば、緊急時でも主要事業の維持・早期復旧が可能なのか?

実は、BCPには早期復旧に必要な3つの特徴を兼ね備えているのです。

事業の優先度を特定

優先的に維持・復旧するべき主要事業を事前に策定するため、

緊急時でも判断を迷うことなく特定事業への対応に専念できる。

各事業に対して目標復旧時間を事前に設定することで、計画的な復旧作業を可能とする。

資源の供給拠点が豊富

緊急時に操業がストップする要因に、資源の供給が停止する例がある。

事業ごとに代替不可能な資源を列挙し、各資源について復旧に必要な情報や作業を明確化します。

供給する複数の拠点を候補に入れるため、緊急時でも複数の候補から供給可能な拠点が1つでもあれば、

早期の始動が可能となり資源の復旧がスムーズに行える。

連絡網の構築

緊急時に重要なのは通話などによる連絡です。

従業員の安否確認はもちろん、顧客や取引先にも事情を説明するために連絡は欠かせません。

BCPでは、会社・従業員・顧客・取引・保険・避難所など、事業に係るあらゆる連絡先を一括管理するので、

緊急時でも必要な連絡先を素早く確認できる。

 

緊急時にどれだけ実用性があるかだよな〜

スタートしよう!

 

災害時代に災害大国。それが日本の現状であり、日本の企業に突きつけられた課題です。

しかし、災害そのものを防ぐことはできないものの、災害による被害を防ぐことはできる。

BCPひとつで「廃業」から「事業拡大」へ転じさせることさえ可能なのです。

 

BCPは中小企業庁HPからダウンロードが可能です。

以下のURLをクリックしダウンロードページにアクセスすると、BCPの様式をダウンロードできます。

入門・基本・中級・上級コース別にダウンロードが必要な様式が記載されています。

(参考)中小企業庁HP 「中小企業BCP策定運用指針」 ダウンロードページ

ダウンロード

 

 

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