【火災】水はかけちゃダメ!キッチンで起こる火災!

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鍋から火が出た!

キッチンでよく発生する天ぷら油火災は、初期消火で水をかけてはいけません!

油に水をかけるなって聞いたことあるけど、ほんまにあかんのか?!

調理油の危険性について

市販の調理油を鍋に入れ一定温度以上加熱し続けると、火種がなくても発火し燃え始めます。

家庭用ガスコンロで天ぷら油を加熱すると、約10分で白い煙が発生し、加熱し始めてから30分もあれば着火します。

ただし「30分も時間がある!」と思ってはいけません!

うまそやなー。誰か作って欲しいなー❤️

天ぷら鍋の中に揚げかすが入っていると、そこから発火することもあります。

つまり、加熱し始めて発火するまでの時間が短くなることがあるので、わずかな時間でも目すと火災になる可能性があります!

揚げ物は特に気を付けなあかんな!火元から離れないのは当たり前やけど。

次に、どんな時に発生しているのか災害現場から見た要因挙げてみます。

・電話対応で少し目を離してしまった
・来客対応をするために離れてしまった
・テレビを見ていて忘れていた
・子どもの世話をしていて忘れていた

あぁ、、俺もたまにしてしまう時あるわ。。。

少し目を離しても、すぐに戻れば大丈夫!と思っちゃうよな。

 

 

災害事例

平成31年3月 東京都・屋形船火災

・従業員1名軽傷・船体の焼損(全損)
・鍋で食材を素揚げした後の油がガスコンロで加熱され続け、着火温度に達して発火
・ガスコンロ台周辺の設備及び調理器具に着火し、船体全体に延焼

コンロの火を消さずに離れたことで発生した記憶に新しい事例ですね。

軽傷で良かったな。マジでこわいやん!!

水をかけたら逆効果!

火災を発見した際の初動対応は3つ!

燃えている炎が自分の目線よりも小さいとき!

・鍋蓋を閉め
・水を濡らしたタオルをかぶせる
・点火スイッチを消す

それでも消えなければ、消火器を使用し消火してください!

消火器は【一番有効的な消火方法】なんだよねー。

天ぷら油火災で最も大切なのが、絶対に水をかけないことです!

水は一瞬で水蒸気となり、周りに温度が高くなった油をまき散らしてしまいます。

最悪の場合は火柱が立つこともあるので、とても危険です!

慌ててパニックになり、水をかけて火傷をする事案が多く発生しているので消火器で消すことを覚えておきましょう!

自分の目線よりも高い炎や、恐怖をじた時は無理せず、まず避難を最優先してください!

安全な場所まで避難できたら119通報をしてください。避難をしながら周りに「火事だ」と周知らせることが大事です!

事前対策

事前にできる対策は3つ!

・住宅用火災警報器を設置
・火をつけたらコンロから離れない
・燃えやすいものは置かない

小学生でもわかるわ!

コンロが勝手に消える!

ガスコンロには「調理油加熱防止装置」という安全装置があります。

センサーが鍋底の温度を感知し、高音になると自動で止まり、油の発火を防止するものです。
※約250℃で作動

煮こぼれや風などで、自動的に火が消えるものが「立ち消え安全装置」といいます。

これ、よくあるわ〜!勝手に消えるのは知らんかった!

防げる災害!

日頃からの備えとして、できる対策や注意点を必ず守ってください!

・住宅用火災警報器を設置する(※法的義務はない)
・コンロに火をつけたら絶対にその場を離れない
・揚げ物は安全装置が付いているコンロで調理
・燃えやすい物はおかない

火災になったらもちろん助けに行くけど、発生させないことが一番大切やね

今日もおおきに!!

台所の火災は防ぐことができる災害です!

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