【地震】安全区域で身を守る!

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世界からみた日本は災害大国!

世界中で発生している地震の約10%が日本周辺で発生しており、日本は世界でも有数の地震大国とされています。

 

だと思ったよ…

縦揺れと横揺れ

地震の揺れ方は2種類ある。

・海溝型地震・・・プレートが沈み込みが原因で発生
 →横揺れで時間が長い。津波が発生しやすい。

・直下型地震・・・プレート同士の衝突が原因で発生
 →縦揺れで時間が短い震源が浅いため断層の近くで激しい揺れが発生しやすい。

【参考:気象庁 地震のしくみ】

気象庁 | 地震発生のしくみ
地震はなぜ起こるのか、地震の起こる場所を解説している気象庁のページです。

 

なるほどな!そうやって言うてくれたらイメージしやすいわ。

どっちもめっちゃ怖いなー

長周期地震動とは

地震で発生する約2〜20秒の長い周期で揺れる地震動のこと。「周期」とは、揺れが1往復するのにかかる時間のことです。

 

東日本大震災で震度5弱だった東京・新宿の超高層ビル「新宿センタービル」で約13分間にわたって揺れ続けたことがわかっている。最上階では1メートルを超える横揺れが続いた。(54階建て、高さ223m)

新宿センタービル、13分揺れた 国の耐震基準強化へ
 東日本大震災で震度5弱だった東京・新宿の超高層ビル(54階建て、高さ223メートル)が「長周期地震動」を受け、国の耐震基準の約13倍の約13分間にわたって揺らされ続けたことが大手ゼネコンの調査でわか

長周期地震動により高層ビルが大きく長く揺れることで、家具が転倒したり、エレベーターが故障することがある。

 

【参考:気象庁 長周期地震動による高層ビルの揺れ方】

気象庁| 長周期地震動について | 長周期地震動とは? |長周期地震動による高層ビルの揺れ方
長周期地震動による高層ビルの揺れ方

地震が発生しても高層階におったら、何も起こらんと安心してもうてたわ!

地震の被害範囲は広い!

 

被害の大きな地域として宮城県・岩手県・福島県などの東北地方がメディアにでていましたが、首都圏でも大きな被害が発生していました。

 

震度 地域
5強 千代田区・墨田区・江東区・中野区・杉並区・荒川区・板橋区・足立区・江戸川区・調布市・町田市および新島村
5弱 中央区・港区・新宿区・文京区・台東区・品川区・目黒区・大田区・世田谷区・渋谷区・豊島区・北区・練馬区・葛飾区・八王子し・武蔵野市・三鷹市・府中市・小金井市・小平市・日野市・東村山市・国分寺市・狛江市・東大和市・清瀬市。多摩市・稲城市及び西東京市

 

立体駐車場の一部崩落や天井の落下などにより、多数の死傷者が出た。また、建物倒壊による火災や、ブロック塀が倒れる被害・道路・がけ崩れ、液状化も発生した。津波に関しても、東京晴海で最大津波1.5mを観測。停電や交通機関の麻痺により、帰宅困難者が駅に溢れかえったのも記憶に新しい。

 

震源地からけっこう離れた東京でこんな被害出たんやな。

震度6弱以上の熊本地震

平成28年4月 熊本地震 震度6弱以上を観測する地震が7回発生

 

熊本地震は、地震予知の難しさと、日本全国どこにいても地震に遭遇する可能性があることを知らしめた。

全国各地に2000もの活断層があるので、いつどこで大地震が発生するかわからない!

首都直下や南海トラフが騒がれてる中で、熊本地震が起こるなんて誰も予想できひんやんな。

発生後の10秒が勝負

「地震は起きてから10秒が勝負」

地震が発生してから10秒間は物が倒れたり、ガラスが割れたり、建物が崩れたり、一番危険な時間です!

地震が発生したらまず小さな揺れが生じ、その後大きな揺れが発生します。

まず小さな揺れを感じたら

■窓から離れる
■火気取扱い場所から離れる
■頭部の保護

を行うことが大切です!

■家具やオフィス棚の固定
■避難路の確保、逃げ道の確保
■水や食料の備蓄など

このような事前対策も大事です!

しかし、最も重要視しなければいけないのは、事前対策で行う安全区域の確保!

 

色んな災害現場を経験したけど、この対策は何よりも必須で、

最も効果的な対策だよね!

安全区域とは

安全区域の場所を増やせば増やすほど多くの命が助かります。

※安全区域の定義=直径3m以上の幅が確保され、かつ、重量物や鋭利物、火気の取扱いがない空間である

発災したら、何も持たずに安全区域に行き、命を守ることを最優先!揺れている最中に、離れた場所に置いてある防災グッズやヘルメット等をとりにいく行為はキケン!

 

寝てる時が一番危なそうやし、寝室は安全区域にしとかなあかんな。

地震発生後の行動

地震から命を守るために最も大切なこと…

■重量物や鋭利物から離れる(家具、タンス、食器棚、冷蔵庫、洗濯機等)
■安全区域への避難

小さな揺れを感じたときにしか行動できないので、癖をつけておく!

さらに、余震か本震かをすぐに判断できないので、次の地震に備えることが重要!

熊本地震のように、震度7が2回も発生した事例があるので、次にもう一度大地震が発生するかもしれないということを頭に入れておこう。

揺れがおさまった後は…

 

■情報収集
■次の大きな揺れに備えるために、安全な場所で待避
■その場で生活できるか、その場で待避できるかを判断

 

ここで前回のハザードマップ情報が活きてくるんかいな!!

自分がどうすれば良いのか判断やな!

まとめ

 

安全区域を家の中にどれだけ作れるか大事ってことやな。

あとは事前情報をどれだけ持ってるかで命が左右されるってことやな。

 

対策できていないから今から備えるわ!

今日もありがとうなー

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