リアルタイムに雨量を観測できる!
雨量の情報はどこで取得していますか?
ニュースしかないやろ。
実は、とてもきめ細かにリアルタイムでWeb上で見れる「XRAIN」というサービスがあるんです!
今回は、「XRAIN」について解説していくよ!
1.川の防災情報「XRAIN」
「XRAIN」とは、今までに雨量情報を観測していたレーダーと比べて、とてもきめ細かく・短い時間間隔で雨を観測することができる雨量観測システムです。
マルチパラメータレーダ(MPレーダ)と呼ばれる高性能レーダーを用いることで、電波を使って雨の強さと雨の範囲を観測しています。
より早く、より詳細に雨量の観測を行うことができるので、局所的な雨量をほぼリアルタイムに観測でき、集中豪雨やゲリラ豪雨による水害や土砂災害に対する河川管理や防災活動に利用されています。
XRAINによる雨量情報については国土交通省のHPにて公開されているので、一般の人でも雨量情報を確認することができます。
もともとは2000年から防災科学技術研究所にて研究が進められていたもので、2008年に日本各地で集中豪雨によって甚大な被害が発生すると、従来の気象観測システムでは観測できなかった雨量情報が観測できたことで有効性が認められました。
その後は国土交通省が主体になって日本全国にXRAINの設置が行われ、その後も順次レーダーの増設によってデータ提供範囲を拡大していき現在に至っています。
2.使い方
こちらをクリック → 川の防災情報
左の「XRAIN」をクリック
このように日本地図が出てくるので、見たい地域を左のアイコンでクリック
東京都の雨量がでてきました!
3.まとめ
リアルタイムの雨量意外にも、「川の防災情報」のページでは河川カメラや川の水位情報、洪水予想など、水に関する様々な情報が取得できますので有効活用してみてください!
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