ライフスタイルを1%変えてみる!災害時に後悔しない3つの方法!

防災情報

いきなりですが「防災って何ですか?」

「地震が来た時のために水とかいろいろ買っておくこと」、「防災訓練に参加すること」ぐらいしか頭に浮かばないのではないでしょうか?

 

突然聞かれても…。

常に意識して生活することはなかなか難しいと思いますが、

ライフスタイルに少しの変化をつけることで災害時や緊急時に「良かった!」が生まれます。

今日からできる、1%の思考の変換で後悔を減らす方法をお伝えします!

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1.防災って?

「防災」という言葉を素直に文字を読んでみると、災いを防ぐという漢字。

地震や豪雨などと限定はしていません。つまり、詐欺や事件に巻き込まれることも災いと言えるので

嫌なことを防ぐことすべてが防災と言えます。

さらに、防災は、時々するものではなく常にしているものでなくてはなりません。

生き方・生活の隣にいつもあって当然のもの、それが防災です。

災害だけじゃないんやな…

2.日本とヨーロッパの違い

日本に住む者にとって、その軸にあるのが地震防災です。

いくつもの大きなプレートの上にある日本列島、その中の無数の活断層の上に家が建っている現状。

いつ、地震が来てもおかしくない環境の上に我々は暮らしているからです。

ヨーロッパではプレートも全く外れていて「地震なんかないわ」という国がいくつもあります。

日本はかなり異常な環境に、異常な人数が住んでいると考えるべきです。

「30年の間に震度7クラスの地震がいつ来るかわからない」と言っている以前に、

常に大地震がくる心構えをする必要があります。

そのための備えをしていたら、ほかの災害が起きてもある程度は対応が可能です。

応用が利く防災を、身につけておく生活習慣、それが防災的ライフスタイルとなります。

地震に活断層型と海溝型、阪神・淡路大震災は?
地震は大きく分けて「活断層型地震」と「海溝型地震」の2種類あります。何がどう違うのでしょうか? 24年前の1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災はどちらの地震だったのでしょうか?

3.電車に乗っていたら…

電車に乗っているときに大地震が来たらどんなことが起きるでしょうか?

鉄道は地震を検知すると緊急停止する可能性が高いです。

すると急ブレーキがかかります。

ぼんやり立ってスマートフォンを見ていたら、吹き飛ばされて転倒するかもしれません。

そんな時の対策は…?

進行方向を向いてしっかりと立ち、安全運行を凝視するべきです。

その後は、線路・架線の安全が確認するまで発進はできません。

かなり長い時間、車内に閉じ込められることが予測されます。

「目的地に着いてからトイレ行こう」と思って乗車していた場合、

トイレパニックがやってくるかもしれません。

こんなことを予測すれば、乗り物に乗る前はトイレには行っておくべきです。

「目的地についてから友達とランチ」と思って乗車していた場合、すぐに空腹が襲い掛かってきます。

いつもカバンの中に飴やチョコレートが入っていると小腹が満たされ、安心できます。

 

4.スマートフォンは?

乗客は、約束の遅れを詫びたり。会社に報告したりと一斉にスマートフォンを手に取るでしょう。

都心の鉄道の場合10両を超える編成にたくさんの乗客が乗っています。

何千人の人が一斉に電話をかけるとどうなるでしょうか?

地震での停車の場合、地域にいる大勢が同じ行動をとっているので、

基地局のキャパシティはたちまちいっぱいになり繋がりにくくなります。

電話じゃなくてLINEだったら?

インターネット回線を使っているとは言うものの、LINEが大丈夫という保証はありません。

災害ごとに通信ツールも進化しています。

阪神淡路大震災では、使用人口の少なかった携帯電話が大活躍しました。

東日本大震災では、Twitterが大活躍しましたが、携帯電話は、ほぼ死んだ数か月を過ごしました。

LINE人口がここまで増加してからの災害は、まだ経験していません。

今度はLINEがパンクするという現象が起きるかもしれません。

また、スマホゲームをしていてバッテリーの残量が少ない状態で鉄道を利用していたら

いざ、大切な通信をしようという時に電話が掛けられません。

モバイルバッテリーは必須です。

スマホに頼りすぎている昨今、スマートフォンのバッテリーが落ちてしまったら…

大切な人の電話番号は覚えているでしょうか?

鉄道の乗り換えが、いつも検索頼りだったら、帰宅の経路の代替案はわかりますか?

電子マネーをすべてスマホで利用していて、現金を持たないことが習慣になっていた場合、

家に帰るまでの現金は持っているでしょうか。

「何もない」ことを当たり前に過ごしていたら、いざ地震が来てしまった時、あなたは大丈夫でしょうか。

自らに問いかけてみるだけでも、それは防災の第1歩です。

 

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大地震が起きたとき、鉄道会社はどう対応?東京メトロの訓練に密着 | マメ知識 | 鉄道新聞
【10/28 18時 記事更新完了しました】 いつ起こるか分からない大地震などの異常事態。鉄道会社によっては『もしも』に備え、大規模な訓練を行うことがあります。 今回、東京メトロの「異常時総合想定訓練」を見てきましたので、その様子をレポートします。 4月開所の最新施設で実施 今年度の訓練は、2016年4月に開所した...

 

5.後悔しない3つの方法!

日常で起こりうるいろいろな場面で災害に遭遇した時、

「あれが合ったらよかったのに!」「やっておけばよかった!」「持って来れば良かった!」

こんな後悔を1%の思考の変換で失くすためには…

■トイレは行ける時に行く
■食べ物や水分を携帯
■現金を持っておく

これだけです!

 

え、めっちゃ簡単やん!

鉄道利用の際は、必ずトイレを済ませて乗車。

お菓子や水は必ず携帯。

財布にはある程度の現金。

その他にも、モバイルバッテリーを持ち歩いたり、

大切な人の電話番号、乗り換え経路、地図など必要最低限の自分に合った情報を記憶しておいたり、

メモとして手帳に記載しておくことでバッテリーが切れてしまった時、

通信障害で繋がらなくなっても困りません。

常に持っている習慣が出来れば、突然の人身事故で別路線の振替にも余裕で対応できるはずです。

隣で脂汗をかいてトイレを我慢しているサラリーマンがいても自分は大丈夫。

防災的ライフスタイルを身につけ、ありとあらゆる場面を想定してみましょう。

 

考え方を少し変えるだけやな!

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